株式会社オリエントコーポレーション(Orient Corporation)は、
日本の大手信販(ショッピングクレジット・オートローン・クレジットカード)会社である。
略称は「オリコ」。
信販業界大手6社の一角を成し、ショッピングクレジット・オートローンは業界トップである。
特にオートローンでは他社に一歩抜きんでたシェアを有する。
クレジットカードの有効会員数は2006年3月末時点で1062万人である。
2005年から伊藤忠商事が筆頭株主 (21%)になり、
また第一勧業銀行時代からみずほフィナンシャルグループとの結びつきが強い。
2006年度は同業他社が早期に改革に乗り出す中、ギリギリまで黒字を計上する見通しであったが、
グレーゾーン金利廃止などの要因から2007年3月期決算で4579億円の赤字に陥る見通しとなっている。
これにより大幅な改革に乗り出す構えであり、債務超過回避と経営改革の資金調達の為、
みずほグループにグループ会社化を前提として同グループを中心に総額2900億円の
資本増強の実施を要請している。
また、経営体質を強化する為に今後5年間で営業拠点を半減させると共に社員を1300人削減し、
本社ビルも売却する。
経営改革は同業の三菱UFJニコスやアプラスも乗り出すことを発表しており、
みずほグループ入りを踏まえた今後の改革に期待されるが発表された経営改革が割賦販売中心
で新味に欠けているとの批判も多い。
沿革
* 1961年 - 広島信用販売設立。
* 1967年 - 広島信用販売が広島信販に改称。
* 1974年 - オリエントファイナンスが広島信販を吸収合併。
* 1974年10月 - 広島証券取引所上場。
* 1976年10月 - 大阪証券取引所市場第二部上場。
* 1977年 - 国内初の全国で利用可能な広域型クレジットカードを発行
* 1977年7月 - 本社を広島から東京都新宿区へ移転。
* 1977年10月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
* 1978年4月 - 東京都豊島区東池袋のサンシャイン60へ移転。
* 1979年9月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所市場第一部指定。
* 1981年 - MasterCard Internationalと提携。
* 1985年 - 信販会社系初のシンクタンク オリエント総合研究所設立。遅延損害金累積請求開始。
* 1988年 - JCB、Diners Club、UC VISA/Masterの各ブランド提携カード発行。
* 1989年 - オリエントコーポレーションに改称。
* 1993年 - 特定債権法に基づき業界初の債権の流動化を実施。
* 1999年 - 国内初のサービサーである、日本債権回収株式会社を設立し債権回収業に参入。
* 2000年 - 本社を現住所(千代田区麹町5丁目2番地1)へ移転。
* 2001年 - カード会員数が1000万人を突破。
* 2003年3月 - 暴力団構成員が元社員に顧客リストを持ち出させ、オリコ側に金銭要求した恐喝未遂事件が発覚。
* 2003年6月 - リボルビング払い専用型カード「Orico MasterCard UPty(アプティ)」発行。
* 2004年6月 - リボルビング払い専用カード型初のゴールドカード「Orico Gold MasterCard UPty」の発行開始。
* 2004年7月 - みずほ銀行と個人向け無担保ローン系統に対する包括業務提携を発表。
* 2005年2月 - 伊藤忠商事が発行済み株式取得及び第三者割当増資の引受で21%の株式を取得、筆頭株主となる。
* 2006年9月 - プライバシーマークの認証取得。
* 2006年10月 - 富士商問題おきる(リフォーム架空請求事件)。
* 2006年11月 - 楽天KC株式会社が分割したクレジット事業部門を承継。
* 2007年3月 - 約4500億円の最終赤字に陥る為、抜本的改革を発表。
* 2007年4月 - セントラルファイナンス青森が分割した銀行保証事業部門を承継。
* 2007年8月1日 - 東京証券取引所、大阪証券取引所市場第二部へ指定替え。
