株式会社オーエムシーカード(OMC Card, Inc.)は、株式会社ダイエーの子会社で、クレジットカード会社である。
概要
スーパーマーケット大手のダイエー系であることから、
イオンクレジットサービスやクレディセゾンと同じく「流通系クレジットカード会社」として分類される。
ダイエーグループ店舗におけるOMCカード会員への優待制度などもある。
社名からダイエーを消したため、現在は積極的に提携先を増やしている。しかし、
提携先などはOMCのHPからはあまり発表されていない。
流通系業界のカード発行枚数は、長らく2位であったが、
イオングループの成長とイオンクレジットの年会費無料などの方針による追い上げから、
2008年現在は3位である。しかし、一人当たりのカードの利用率は業界1位である。
ただし、ダイエーの経営再建に関連し、ダイエーの有利子負債の圧縮のため、
他のクレジットカード会社等へ売却されるのではないかという憶測が広がっていたが、
2007年7月に三井住友フィナンシャルグループとの提携が発表された。
コンピュータにより不正利用を検知するシステムを他社に先駆けて導入するなど、
不正利用対策に積極的なクレジットカード会社とされている。
沿革
* 1950年9月 - 丸興[1]設立。
* 1961年10月 - 東京証券取引所市場第2部上場。
* 1970年7月 - 東京証券取引所市場第1部上場。
* 1975年8月 - 朝日クレジットを設立。
* 1978年5月 - ダイエーメンバーズカードを発行。
* 1981年8月 - きのはな事業部(呉服の販売)を設立。
* 1983年2月 - 丸興とダイエーが業務提携。
* 1983年5月 - ダイエーメンバーズカードをオレンジメンバーズカードと改称。
* 1984年7月 - 丸興と朝日クレジットが合併しダイエーファイナンスの前身となる。
* 1986年7月 - きのはな事業部を分社化し株式会社きのはなを創立。
* 1987年5月 - オレンジメンバーズカードをOMCカードと改称。
* 1987年9月 - ダイエーファイナンスに社名変更。
* 1989年12月 - ダイエーファイナンス、イトマン事件の伊藤寿永光氏を代表とする
ゴルフ場開発会社KBS開発に近畿放送(現京都放送・KBS京都 内紛と存続問題参照)
の本社屋とすべての放送機器を担保に146億円の融資実行した事実が表面化、
後にKBS組合員・一般市民を巻き込んだ社会問題に発展。
* 1994年9月 - ダイエーファイナンス、リッカー[2]、
朝日トラベルエージェンシーの合併でダイエーオーエムシーになる。
* 1997年9月 - 株式会社きのはなを株式会社宮栄に譲渡。
(現在はヤマノ・ホールディング・コーポレーショングループ)
* 2001年7 月 - カード利用明細 13,000人分が流出。クレジットやキャッシングの利用者約26,000人
に別の会員の利用状況が記載された請求書を発送、うち約13,000人に配達されていたことが判明。
会員から「使った覚えのない請求が来た」などと問い合わせや苦情が同日、
約1,000件も寄せられたことからミスが判明し、同社は請求書の回収に躍起となって乗り出した。
* 2002年3月1日 - ダイレクトマーケティング商品部を分社化し株式会社暮らしのデザインを創立。
* 2002年9月 - ローソンと中央三井信託銀行がOMCカードの株式を武富士に売却。社名をオーエムシーカードに変更。
* 2004年3月1日 - 子会社の暮らしのデザインの全株式をエディオンに譲渡。
* 2004年4月 - 自動車教習所の斡旋事業を分社化しカーライセンスOMCを設立。
* 2004年9月 - 日本旅行の子会社 旧デイバックに出資し合弁会社 株式会社日本旅行オーエムシートラベルを設立。
併せてOMCの旅行業事業も移管。
* 2004年12月 - 子会社のアールエフシーとリッカー販売をヤマノホールディングコーポレーションに売却。
* 2005年7月 - 武富士が所有していたオーエムシーカード株を三菱証券に売却。三菱証券は翌8月に株をアコムへ売却。
* 2006年4月 - 金融庁、子会社の「アルファオーエムシー」を業務停止命令。
