株式会社アプラス(英字商号: APLUS CO.,Ltd.)は、新生銀行系の大手信販・クレジットカード会社である。
もともとは東京の日本信用販売(現:三菱UFJニコス)で、
当時の通商産業省(通産省、現:経済産業省)の指導で地域分割を余儀なくされ
「大阪信用販売」の名称で1956年に発足。
1978年に「大信販」に社名変更、1992年に現社名になった。
2004年まではUFJ銀行(旧三和銀行)の系列であったが、
同年9月に新生銀行の子会社となり[1]、同行グループのリテール中核企業になる。
なお、現在、会長にUFJ銀行出身で現・新生銀行会長である杉山淳二(非常勤)が、
社長には新生銀行副社長であったクラーク・グラニンジャーが就いている。
新生銀行グループ入りによる変化
新生銀行はノンバンク・グループ戦略の一環としてリテール・ノンバンクビジネスを
アプラスに一元化し効率化を図る為に2005年9月にクレジットカード事業を目的とした新生カードを解散し、
2006年4月にはショッピングクレジット専業会社の新生セールスファイナンスをアプラスに譲渡した。
また、アプラスは新生銀行の子会社になったことで同行の先進的技術による
業務の効率化や組織の再編(新たな部署の新設・統廃合や社員削減)、
人事制度改革(新生銀行同様に総合職と一般職の垣根をなくす)など会社の大幅な改革に現在、取り組んでいる。
新生銀行との共同商品として2007年3月に「新生VISAカード」の発行を開始した。
信販・信用保証
大手企業をはじめ、中堅・中小企業のショッピングクレジット(分割払い)を取扱っている。
特に自動車関連のクレジットであるオートローンを得意とし、
高級車のBMWの正規ディーラーのローンを一手に引き受けている。
その他にもポルシェ、フェラーリなども手がけており外国車に強みを持つ。
(BMWに関しては社内に専門部署であるBMWローンセンターを設けている。)
また、全国の地方銀行などの金融機関の住宅ローンや個人ローン商品の信用保証業務もメイン業務としており、
今後は親会社の新生銀行と提携した保証業務など力を入れる事業である。
沿革
* 1956年 - 資本金1億円をもって大阪市東区に「大阪信用販売株式会社」を設立
* 1962年 - ショッピングクレジット業務開始。旧三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)と共に
「大阪クレジットビューロー(現ジェーシービー)」設立
* 1972年 - クレジットカード業務を開始
* 1978年 - 「株式会社大信販」に社名変更
* 1980年 - 「株式会社ダイシンファイナンス」を形式上の存続会社として「大信販」を吸収合併
* 1984年 - BMWと提携開始
* 1988年 - 株式会社ジェーシービーと提携し、現在の「APLUS JCB CARD」を発行
* 1990年 - 国際カードビジネス協会と提携し、現在の「APLUS VISA CARD」を発行
* 1992年 - 「株式会社アプラス」に商号変更
* 1998年 - 株式会社アプラスビジネスサービスを設立。ポルシェオートローン取扱い開始
* 1999年 - アプラス債権回収株式会社(現 エム・ユー・フロンティア債権回収株式会社)を設立
* 2000年 - マスターカードインターナショナルと提携し、「APLUS MasterCard」発行。
旧三和銀行・プロミスと共同で消費者金融会社のモビットを設立
* 2003年 - 車関連のパシフィック・オート・トレーディング株式会社を設立
* 2004年 - 株式会社新生銀行と全面提携
* 2005年 - アルファ債権回収株式会社を設立。情報セキュリティへの取り組みとして「プライバシーマーク」の認定を取得
* 2006年 - 全日信販株式会社(本社:岡山市)を子会社化とする。新生セールスファイナンスの子会社化及び営業譲受
* 2007年 - 大幅な経営改革実施により事業構造を大幅に改変すると共に会社のスリム化を推進
